「すてきなナイスグループ」は現在も、国内木材市場の最大手企業です。
木材の販売会社として設立されて、しだいに住宅建材から住設機器、住宅部材全般を扱う、住宅一棟分の建築材料はすべて供給する会社に拡充されました。
さらにマンション、一戸建て住宅の分譲販売事業にも進出して、ユニークで総合的な住宅関連事業を展開しています。
同社の強みは、木材建築資材供給から培った、それはまるで熟練大工さんの持つ快適な住宅造りへのこだわりの姿勢とノウハウが、企業コンセプトとして説得力のあるアピールされている点ではないでしょうか。
それは同社が近年,積極的に推し進めている、先端的な情報事業のネットサイトにも表現されています。
建築資材供給会社として、取引き先の工務店等への販売支援としての情報提供だけでなく、ネットワーク構築、業務支援サポートシステムの提供等も行われています。
あるいは、独自の建築工法を提案しています。
木造建築の伝統ノウハウが、現代の情報化社会に生きる知恵と工夫のノウハウとなって活かされているようです。
NICE
嘗ての日本人の暮らし、その住居は自然の土と木に密接に成り立っていました。
土を掘って木の柱を立てて、土の上に木造の家を建てて人の暮らし、家族を基本とする個人住宅はありました。
それはおそらく日本の風土にあった住宅でもあったとも思えます。風通し通気性も良く、なによりも木の温もりが、人への自然な環境が包んでくれたのではないでしょうか。
もちろん、木造という基本的な脆弱性もありました。火事や地震の災害には弱いとか。
鉄骨とコンクリートの大型建設の時代がやってきて、日本人の個人住宅も、団地、マンション等の集合住宅中心になってきました。
それにはもちろん多くの利点があります。都市計画に基づいての、住宅周辺のインフラ整備もなされて、様々な効率的な生活の利便性を享受できるとかです。
しかしながらコンクリートに囲まれた生活による、人間関係の稀薄さ、あるいはシックハウス症候群といった健康被害も含めて、そのような近代的なコンクリート住宅に対する欠陥も提起されて、様々な角度からの見直し克服も試みされています。
日本人の住居の基本だった材木商から始まって、木造住宅建築資材の総合的な販売、そしてマンションも含めた住宅分譲・不動産仲介まで事業拡大した「すてきナイスグループ」には、大手ゼネコンとは別の視点、つまりは日本人の伝統的な木造建築での生活感覚からのコンセプトがあるように思えます。
